アインシュタインのコトバで、マーケティングに通ずるものがありました。

今回は、現代マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラー氏の提唱している有名なフレームワーク『R−STP−MM』です。

これはマーケティングを行なうためのプロセス(手順)です。

r_stp_mm

R-STP-MMとは?

Research(リサーチ)
STPSegmentation(セグメンテーション)
Targeting(ターゲティング)
Positioning(ポジショニング)
MMMarkting Mix(マーケティング・ミックス )

Research(リサーチ)

リサーチは、ご存知の通り「調査・分析」です。

リサーチの目的は、マーケット・市場の声を拾い上げることだけでは不十分で、3者に対するリサーチが必要です。

その3者のリサーチとは

  • 市場リサーチ‥‥‥Customer(カスタマー)分析
  • 競合者リサーチ‥‥Competitor(カンペティター)分析
  • 自分・自社リサーチ‥Company(カンパニー)分析

これらは、別ページ「セルフ・マーケティングを理解する(続編)」でのイメージ図(下図参考)に付随するものです。

定義,マーケティング,プロダクト,マーケット,ライバル

また、「マーケティングの3C」にも該当します。

マーケティングの3C

リアル活動およびインターネットを併用して、できるだけ多く、正確に収集することになります。ネット上の書き込み情報を鵜呑みにせず、裏を取ることも必要になります。

リサーチの手法は数多くありますが、近年インターネット普及により手法は増え、変化し、また、消費者の生活や趣味などの多様化によって、どのリサーチ方法が良いのか、その業態によって模索している現状があるのも事実です。

リサーチ手法の例として、

  • 定量調査(アンケートやリスニング調査)
  • 定性調査(座談会等のグループインタビューなど)
  • リサーチ会社の活用
  • SNSコミュニティ参加による直接の声
  • GoogleキーワードAdwordsなどの確認
  • ネット上のQ&Aフォーラムなどの確認
  • ライバルを含む売れ行き調査など
  • 学者・著名人からの調査
  • その他諸々

◇リサーチのためのフレームワーク

知っておきたいのは、一般的に使われている

詳細は、各々別ページで解説します。

STPは3つのセクション

※詳細は各ページで

Segmentation(セグメンテーション)

市場の細分化を行います(詳細はコチラ

Targeting(ターゲティング)

ターゲットとなる顧客を絞り込みます(詳細はコチラ

Positioning(ポジショニング)

市場上での位置を明確にします(詳細はコチラ

このSTPは、時代背景の中で変化していく市場を見定め、大衆全員相手のビジネスではなく、ターゲットを絞り(選択し)、経営資源を集中させる目的があります。

STPの順番は決まっておらず、また別々のプロセスでありながら、関係性が深いため、同時に行なうことが稀にあります。

その時のプロダクトの性質、状況・環境、経営資源のボリュームに合わせ、臨機応変に進めて下さい。

MM(マーケティング・ミックス)

MMは、ターゲティングしたマーケット・市場、いわゆるお客様に望ましいな反応(行動)をしてもらうため、具体的な複数のプロセス要素を、バランスよく組み合わせ、より明確に、かつ戦略的に立案、実行段階まで計画することです。

マーケティングにおける戦略戦術(活動施策)であるとも言えます。

MM(マーケティング・ミックス)は、
マッカーシー氏提唱の「4P」をベースにした「7P」、
ローターボーン氏提唱の「4C」、
そして、共生マーケティング「4C」をベースにした「7C」があります。

マーケティングを行なう際、シンプルなフレームワークとして多くの方が活用していると思われます。

マーケティング・ミックスについては、別のページで確認頂けます。

「マーケティングミックス(4Pと4C/7Pと7C)」>>

参考:「4P」+「4C」以外の方法

5W2H → 8W3H

5W2Hはシンプルに考えることのできるフレームワークでしょう。

初めてビジネスを行なう方、あるいは個人事業かつ初心者の方は、5W2Hの手法が分かりやすいかもしれません。

5W2Hとは、

5W‥‥

Who(誰が), Whom(誰に), What(何を), When(いつ), Where(どこで)

2H‥‥

How to(どのような方法で), How much(いくらで)

を現します。

そして、そこにもう一つ大事なのが、Why(なぜ)です。

当方では8W3H」を基本としてお伝えしていますが、「Why」は先立つものであり、後付けするものではありません

マーケティング8W3H

このWhyは、この時点ではなく、もっと前に設定しておく必要があります。
 なぜなら、それが活動のための ”理由≠目的≠原点” になるからです。

詳細は、別ページ「ビジネスメンタルスキル」にて。

フィリップ・コトラー氏の提唱するプロセスとして、『R−STP−MM』の後に、「I−C」があります。

Implementation(インプリメンテーション)
計画した戦略に基づいて、実践・実行する段階。
Control(コントロール)
コントロール・管理。フィードバックされたデータを分析し、再確認・問題提起・改善などを行なう。

「R−STP−MM」で計画した実行と統制を行うことで、成果を生み出します。

計画通り行くこともありますが、環境に影響されるビジネス界では実践していく中で、計画変更や結果に対して改善していくことが多々発生ます。そのためのプロセスです。

r_stp_mm

マーケティングに通ずるアインシュタイン語録