ビジネス・商売や営業・販売を行なうにあたり、「成功」を望むことは自然なことです。
「成功」の見えないビジネス・商売を日々繰り返しても楽しくありません。

ただ、ビジネス・商売における「成功」とは抽象すぎて、会話にズレが生じます。利益を得られたらビジネスとしての成功なのでしょうか? それはオレオレ詐欺や還付金詐欺、キャッシュカード詐欺盗、怪しい投資ビジネス(ジャパンライフなど)での成功も正当化する考えになります。

ここでは、ビジネスに特化した「成功」についての下記のポイントを簡単に解説しています。

「成功」とは何か? 成功の基準を定める

成功は結果であって目的ではない。

成功」とは、ものごとの “結果”‥‥ということですから、その “結果” となり得ることに対しての具体的なライン(言語化)を定めれば良いと考えています。

一般的に「目標」と言われるものです。つまり、“目標の達成” が「成功」と捉えて進めていきます。

“目標” はチームや会社組織に限らず、個人の仕事やプライベートでも存在しています。“目標” は、関わる人が定めるものです。ということは、「成功の基準」は個人、チーム、会社組織の中での決め事でいいわけです。第三者が定めることではありません。

「課題はあるが、先ずは成功だ!」

という台詞があったりしますが、課題が残ったとしても目的や目標が具体的に定まっていたことで、(解釈によって)それが「成功」と認識すれば「成功」になります。

例えば、

  • 100点満点のテストで、70点以上なら成功!とすれば成功です。
  • 短距離100メートル走で、11秒以内なら成功!とすれば成功です。
  • プレゼン自体はイマイチだったとしても、成約!すれば成功です。

※下線の箇所が “目標” となる

成功を望むなら、何事も先ず “目標” を具体的に定めることになります。基準となるラインが必要ということです。

「どこで、どうやって、成功したいのか?」

  • 起業、フリーランスしてからの成功
  • 会社内、組織内での個人の成功
  • チームでの成功 など

色々な環境、境遇の中で目指すべき “目標” を定めます。
 大きな “目標” があれば、それをスモールステップ(小さな目標)にして、一つ一つクリアしていくことでも構いません。大きな “目標” がなくても、小さな “目標” を複数定めて行動します。

「成功」したいのなら「成功」の評価をするための基準を具体的に定めることをおススメします。

ビジネス「成功」における3つの鉄則

次の3つを抑えることがポイントになります。

ビジネス成功の鉄則

1)緊急性が高い

人は、未来に向けて大切なことのために、と準備していても、現時点で緊急性・必要性・快楽性のあるものに対して、消費行動を起こす傾向が強いです。

例えば、
 10年以内に大地震が起きる予想より、3日以内に大地震が起きる確率が高い報道の方が消費行動を起こしやすい、など。

2)需要度が大きい

市場(マーケット)で、需要が小さければビジネスは成り立ちません。需要度が大きいということは、多くのお客が求めているということになります。

3)供給度が小さい

リサーチをした上で、ライバル(競合者・競争相手)の少ない方がビジネスになりやすいです。例えば、ブルーオーシャン戦略によって市場での優位性を保てる場合です。

継続ビジネスのためのポイント5つ

中長期的にビジネスを考えて取り組む場合は、次の5つを意識します。

  • キャッシュポイントを知る>>詳細は別ページ
  • ターゲティングをマスター・・・ビジネスになるターゲットを>>詳細は!
  • 複数の収入源を得る・・・コア・コンピタンス経営を理解する>>別ページ
  • ライフタイムバリュー構築・・・顧客との継続的関係構築>>詳細は!
  • リスクマネジメントを理解・・・取るべきリスクを知ること>>別ページ
継続ビジネスのポイント

「成功」する人としての3要素

これまでの実際の「成功者」と言われている人たちに共通するものを考えてみましょう。数多くあると思いますが、メンタルスキル的観点で言えば、下図の3要素があげられます。

3factor成功者の3要素,人間力,創造力,習慣力

「人間力」「創造力」「習慣力」という、当然の能力です。

「人間力」とは抽象的ですが、品格・社会性や能力など総合的なパワーで、「パーソナル・ケイパビリティ」として具体的に強化していきます。
「創造力」はイノベーション的ですが、小さいシフト(チェンジ)からスタートします。
「習慣力」は「継続は力なり」なのです。継続するためにも「メンタルスキル」が必要です。

下図に、まとめてあります。

成功する人の要素

凡人が成功するためには、自己練磨するしかないと思われます。

つまり、成功するか否かは、“私” 次第です。

成功する人の要素

成功したい人のための3つの心得

成功したいなら、次の単純な3つを意識することです。

成功するためのポイント