セルフコントロールとは?制御資源とは?

セルフコントロール」とは、自己制御・自己統制の意です。

同類語として「セルフレギュレーション(自己制御・自己調整)」があります。

これが有る無しでは、人生が大きく変わります。

(画像:(C)2007「自虐の詩」フィルムパートナーズより)

(画像:(C)2007「自虐の詩」フィルムパートナーズより)記事とは無関係です

セルフコントロール」が低い人、欠如している人は、衝動的である人であり、また鈍感、脆弱、身体的、非言語的、危険志向的、近視眼的である傾向が強いと捉えることが出来ます。

最悪、犯罪者になる傾向もあると言われていますが、それはまた別の問題として、それ以外にも

肥満に繋がるカロリーの過剰摂取、衝動買いやムダ使い、喫煙、飲酒、先延ばし行為などもメカニズム的に同様な説明ができるそうです。

先延ばしについては、コチラで記事にしています。

この「セルフコントロール」の欠如が、時にはストレスを増大させ、さらには精神疾患などの疾病に繋がる可能性も否定できません。

セルフコントロール」を行なうことで、より良い生活状態を保持するために考えていきたいと思います。

セルフコントロール(self-control)とは

最初に誤解されている方がいるかもしれないので・・・

「セルフコントロール」は自分を完璧に思い通りにすることではなく、適切かつバランスを保持するためのコントロール=制御、抑制です。

セルフコントロールについて、大辞林では・・・

(1)感情や欲望を抑えること。自制。克己。

(2)自動制御

とありますが、心理学的、脳科学的な定義で捉えると、 例えば米国心理学会心理学事典には・・・

(1)自身の行動(顕在、潜在、情動、身体機能)を指令通りにしたり、自身の衝動を抑制・抑止したりする能力

(2)短期的利得が、長期的損失あるいは(短期的利得以上に得られる)長期的利得と対立した場合に、長期的結果を選ぶ能力

とあります。

self-control

ちなみに、日本の青年心理学事典においては、

外的な援助や監視がない状況で、相対的に困難な目標志向的行動を自分の意思・意図に基づいて維持・遂行する過程

と定義しています。

単純に、「自己制御自己統制」とされている場合が殆どです。

セルフコントロールの概念には、セルフレギュレーション(自己調整)を含む場合が多く、こちらも含むという前提で、「セルフコントロール」で話しを進めます。

例えば、

ダイエットをするために行動する、健康のために健康診断を受ける、体力をつけるために運動をする、子供のために禁煙する、ストレス発散のための深酒は止める、食事のカロリーを確認し制限する、スマホゲームは1日1時間と決める、寝坊しないように目覚ましをセットする、怒りたい時10秒数えて怒りを抑える、衝動買いをやめる、精神的安定のためにヨーガやお寺で座禅瞑想を行なう・・・などのこのような行動もセルフコントロールが働いている状態です。

さらに、セルフコントロールを行なうためには「自己制御資源認知資源)」が必要とされており、それが不足するとセルフコントロールが出来てなくなってしまうのです。

自己制御資源

この「自己制御資源」とは、具体的な物質などとして証明されているわけではなく、一種のエネルギー(リソース)であり、増減を繰り返すという概念です。

セルフコントロール出来ない人は、このエネルギーが少ないのでしょう。

例えば、衝動買いをやめるコントロールをした後に、高めの食事をする、ボランティアなど利他的な行動をした後は、贅沢な食材を購入する、友人が多い環境にいると、カロリーの高い食事が増える、自信や自尊感情が強くなった後は、自分を甘やかす選択行動をする、・・・などのセルフコントロールに悪影響が出るのです。

この「制御資源認知資源」は回復させることができるため、その方法を理解しておくことで、セルフコントロールを可能にする状態にコントロールすることができます。

もし、

普段から「セルフコントロール」が出来ていないと思われる場合は、少しずつ改善することが望ましいということ、そのためにも、コントロールする方法と、逆にそれを妨ごうとする要因などがあることを理解し、意識することで、「セルフコントロール」を行なっていく者になれると考えます。

「セルフコントロールの方法を理解しよう」>>