日本の大人の幼稚化現象〜親の育て方が悪いのか?〜
出典;日経ビジネスより(2015/01/04発行)
http://goeche.asablo.jp/blog/img/2015/01/04/36b7d3.gif
『豊かな社会になると、幼稚化が進む』
これは人類学者の川田順造さんの言葉です。
さらに続きます。
「人類の進化につれ、霊長類の幼児化が延びるネオテニー(幼形成熟)現象が生じましたが、経済的に豊かになればなるほど行き過ぎになってしまった。何をしていいのかわからないモラトリアム人間の増加はその表れです。(中略)
窮屈な共同体の中で自分を抑えることもなく、欲望を好きなだけ追求できる環境は、子どもの部分を残したまま、年を重ねることを可能にしました。(中略)
欲望を実現する機会に恵まれた人たちが、もっと個人的な楽しみを追求したいと考えるようになったことも、少子化の背景にあるのではないでしょうか」
(朝日新聞「人類の未来のために」1月4日付朝刊より)
幼稚化したオトナに育てられた子どもは、オトナになれない。
個人的欲望だけを追求するだけの幼稚なオトナにすることができるのは親である。
NAVERまとめより
http://matome.naver.jp/odai/2141172237719437501
産経ニュース
http://www.sankei.com/column/news/140813/clm1408130001-n1.html
市川よみうり新聞社
http://www.ichiyomi.co.jp/kyouiku/kyouiku2012.html
藤沢久美社長ブログ
http://kumifujisawa.jp/blog/diary/82/
ただ・・・これも事実。
・人の両親ほど最も自然にして最も好適な教育者はいない。
・一人の賢母は百人の教師に匹敵する。
by. ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト.1776.5.4生[独/教育学者・哲学者]
(画像出典:Wikipediaより)
子供にとっての真の先生は、両親だけ・・・なのかもしれません。