成長・成功のための必需的能力「3K」
Table of Contents
3K
考察力
「考察力」とは、
物事を明確・明瞭にするために、調べたり考えたりする能力(キャリア)です。
なぜ? どうすれば? という問いを見出だし、調べる、比較する、考える(思考)、模索する、探求するなど(情報・知識の獲得と知恵)によってその問いに答え(応え)られるよう、自分なりに論理的かつ正当(他の人の正当とイコールではない)な解答・理解・解釈・概念・活動プロセスなどを明確・明瞭にしていきます。時には直面した場面・環境での適切な選択肢を経験値の中で見出だします。
「決断」「活動」後の結果想定・測定基準・リスクなども事前に把握しておくことになるでしょう。「活動」によってもたらされた結果を分析し、予想・想定とのズレ・差を発見、再確認・再構成していきます。
「考察」の方法は、
頭の中で考える以外に、パソコンやスマホのツール、書籍や人との会話、ノートに記録など、手段の多い方が偏りなくていいでしょう。
決断力
「決断力」とは、
物事の判断・決意を主体的かつ自律的に行なう能力(キャリア)です。
他人に依存せず(他人に頼らないということではない)、「考察」によって得られた選択肢から選択すること、命題・目的・価値観などを確定(志向・指向)すること、一貫性を保つこと、そして「考察」「活動」の善悪(法律の善悪ではない)・可否を適切に判断することです。
「断つことを決める」のですから、何かを得るためには何かを捨てる、何かを選べば何かを諦めるということになります。
例えば、高価なブランド品の購入を決断する場合、お金という財産を断つことになります。転職や転居を決断する場合、今の環境を断つ行為になるわけです。
断つモノ・コトが大きければ大きいほど人は悩みます。問題は悩み方。如いて言うなら、悩むのはムダ。
「考察」すれば自ずと答えに近づきます。
活動力
「活動力」とは、
目的や目標の達成、使命や役目を果たすために活発に動くこと、全ての言動(所作、動作、生活、行動、行為、コミュニケーション、運動、学習など)であり、実現・表現・体現する能力(キャリア)です。
計画したことを実践する、未経験のことを経験する、設計したものを実現する、イメージしたものを表現する、伝えるために体現する、予測・推測したものを実際に確認する・・・など、リアル上で可視化、具体化、具現化していきます。
イメージのまま、抽象のままでは意味を成しません。「絵に描いた餅」「理想論」「空理空論」にならないよう、現実にするためには「活動」することになります。
例えば、「アイデアのままではなくイノベーションにする」「想像のままではなく創造する」「夢を現実にする」ということです。
成功するだけが目的ではなく、試行錯誤という観点で挑戦するという意義も大きいです。
経験することで得られる知識やスキルがあればあるほど、「考察力」「決断力」に良い影響を与えます。勿論、健康維持や体力増進なども「活動」あってのことです。
この「考察」「決断」「活動」の繰り返しによって成長し続けることができたのは事実です。さらに、継続によって得られたのは「3K」のみならず、「5K」へと広がりました。
人は成長していく過程で、その都度目標を立て、そこを目指します。途中途中の目標達成が、成功であるということです。ビジネスの世界で成功した方々も、いきなりその地位を獲得したわけではないことは、ご理解いただけるでしょう。
成功が点であるなら、成長は面(あるいは立体)であるということ。
では、どのようにして「5K」を成長させていくのか・・・これが辿るべきプロセスなのです。