70:20:10の法則(Model for Learning and Development)
個人レベルで「リーダーシップ」「マネジメント」「フォロワーシップ」を磨く必要があると感じています。家庭・地域・コミュニティにも役に立ちますし、会社・組織・チームでも活かされるキャリアです。それらを修得するための有効なモデルとして挙げられるのが、今回の「70:20:10の法則」についてです。
「70・20・10の法則」
人が成長するための参考法則として、「70:20:10の法則」があります。
(ロミンガー社やCCLなどの研究)
※下図は、著者作成
これは、実際の調査による結果として、リーダーになった人たちによるリーダーシップの身につける方法が、
70%が経験、20%が薫陶(くんとう)、10%が学習・研修
というものです。
経験とは、仕事や実務・実体験で、当然チャレンジし失敗することも含まれます。
薫陶とは、上司、先輩、メンターからの必要な教示・経験談などです。
学習・研修は、学びや気付きを得られる機会と考えてください。
この法則について、私はインプットとアウトプットのバランスと捉えており、アウトプット(実践・経験など)からの学習・修得が重要であることを伝えているものと考えます。
例えば、
1日8時間の仕事があるのなら、家で48分以上は勉強する。月に20日間の実践があるなら、2日分の研修・勉強会の場が必要だということになります。
当然、目的・ビジョンがあっての活動になりますが・・・・。
正直、私の経験上の話しなので、一概には言えませんが、この「70:20:10の法則」より、
「70:10:20モデル」の方が納得できそうです。
※「70:10:20モデル」は私個人的な概念です。
学習や教育によって得られた知識をもとに、メンターからの助言を踏まえながら試行錯誤していくことです。
時には、メンターやコーチとなる人が近くにいないかもしれません。その場合は、試行・経験を積んで得るしかないと思うのです。
キャリアデザインをどのように行なうのか、アウトプットをどう行なうのか、大事なことになってきます。