収益アップさせるビジネスモデルの考え方

利益アップするためのビジネスモデル?

私は、売上額を伸ばしつつ、2期間(2年間)で営業利益率を

年平均10%から15%以上にアップさせることができました。

粗利益率は、平均25%くらいです

利益率アップが簡単なのか難しいのかはさておき、

利益率をアップさせるための企画は難しく考えない!ということを感じました。

それは、

仕組み化」(=ビジネスモデル)を考えることです。

※機械化ではありません。必要ならオート化しますが・・・。

「仕組み化」のプロトコルキーは、

簡単」「明瞭」「繰り返しです。

私は、

このことを誰にも教わらずに実行していましたが、

最近、ある会社のファウンダーにご教示いただき、

納得できた経緯があります。

簡単」「明瞭」「繰り返しは、

成果の出やすいプロトコルキーであることは間違いありません。

これを例をあげて分かりやすく説明すると、

自動販売機のような「仕組み」だということが言えます。

自動販売機

自動販売機は、

お金を入れて、欲しい商品のボタンを押して、商品(とお釣り)が出ます。

子供でもお年寄りでもカラスでも、同じように使える収益マシーンです。

人が毎日販売するより、確実に利益は向上します。

簡単」であり、「明瞭」であり、「繰り返し」の動作でOKです。

いくつものプロセスを「ルール化(法則化)」させ、システム化しています。

自販機で例えると、・・・

お金を入れ(インプット)、その値段以下の商品の該当ボタンが点灯し、その中から好きな商品のボタンを押すと、商品が出てきます。(アウトプウト)

お金が入った時、金種を確認し値段を判断します。購入商品価格との差をお釣りとして返金します。機械の中にお釣りになる金種が不足すると表示します。

商品は、内部で決められた位置に補填することで、該当ボタンを押せば出てくるようになっています。在庫がなければ、売切の表示が出ます。押したボタンと商品が違っている場合は、人的ミスと分かります。ホットとクールの温度調整も可能になっています。これがルールです。

このプロセスを明瞭にし、仕組み化しているわけです。

仕組み化システム化

どのビジネスモデルも同じなのですが、

インプットすると、ルールに沿って、アウトプットするのですが、

その「ルールを仕組み化する」と考えてください。

お気づきだと思いますが、

この「仕組み化=ビジネスモデル」というものは

会社(自分)のためではなく、市場(お客さん)のためになっているということです。

簡単に、安心して、同じようなサービスを受けられる

という「仕組み」になっているということです。

自動販売機は機械になりますが、事業企画の中で業務プロセスを理解すれば、

それをいかに「仕組み化」すれば良いのかを考えていくことができます。

これはコストを下げるというより、

付加価値を向上させることで売上と利益が増す

という思考になっていくことがポイントです。

あのキティーちゃんで有名なサンリオのビジネス手法も

一時期の商品化戦略からファブレス(工場を持たない)およびキャラ版権ビジネスに変更、

その転換によって収益をアップさせることになりました。

ラーメン屋(の看板)をFC(フランチャイズ化)することで

収益を上げている、あの有名なラーメン店オーナーであるおじさまも同様です。

確実に収益を上げている事業は、単純に

簡単にすること
明瞭化すること
繰り返すこと

を行なっているのです。